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相見積もりで失敗しないために ― 吹田・豊中・箕面・茨木で見落とされがちな“工事視点”の重要性
給湯器の交換を検討される際、 相見積もりを取られるお客様は少なくありません。 無料見積もりを利用する目的としては、 どの商品が適合するのか知りたい 相場を知りたい 比較して納得したい といった理由があり、これは自然なことだと思います。 ■ しかし相見積もりには“注意点”があります 私のように工事を日常的に行う立場から見積もりを行う場合、 現場の状況を確認し、 潜在的な問題点を見つけた上で見積もり を作成します。 雑な施工跡や違和感のある部分を発見した場合、 他にも注意すべき箇所がある可能性が高いため 、 それらも踏まえて工事に取り組む必要があります。 ■ 一方で、 営業目線のみの見積もりも少なくありません 現状として、 工事経験のない営業担当が見積もりを作成 現地調査なしで写真だけで判断 問題点に気づけない だから簡単に値下げできる 商品選定も大雑把になる といったケースが多く見られます。 ■ その結果どうなるのか 施工後すぐは問題なくても、 見えない部分の不具合 排気・配管の基準不足 既存工事の問題点の放置 数年後のトラブル 追加工事や買い替え
給湯器リモコンが反応しない理由とは? ― 吹田・豊中・箕面・茨木で多い“配線トラブル”の実例
給湯器リモコンが「電源が入らない」「途中で消える」 「反応しにくい」といった不調を起こした際、 多くの方は リモコン本体の故障 を想像されます。 しかし実際の現場では、 リモコン本体以外が影響しているケース も少なくありません。 私が対応している吹田市・豊中市・箕面市・茨木市でも、 リモコン不調の原因が 配線まわり にあった事例を これまでにいくつか確認してきました。 ■ 原因① リモコン線の断線 屋外設置の給湯器に多く見られ、風雨・紫外線・ 経年劣化などによって内部が切れてしまうことがあります。 特に、 リモコン線の途中に不自然なテープ巻きがある場合は注意。 その付近で断線している可能性があります。 ■ 原因② 施工時の被覆キズ リモコン線の被覆をむく作業が雑だと、中の銅線に細かい傷が入り、 時間の経過とともに 緑青 が進み断線することがあります。 これは実際に現場で見かけるトラブルのひとつです。 ■ 原因③ 継ぎ足し部分の防水処理不足 リモコン線を延長したり継ぎ足したりした箇所で、 防水処理が十分でない場合、そこから水が入り込んで 緑青
給湯器業界の“施工品質”への違和感 ― 吹田・豊中・箕面・茨木で感じた現場のリアル
■ 給湯器販売会社が急増。気になるのは“施工品質” 最近、吹田・豊中・箕面・茨木でも、 給湯器を販売する会社が一気に増えています。 私もその中の一社ですが、 長年ガス業界で経験と実績を積んできた立場として、 どうしても気になるのが 「その工事内容は本当に金額と見合っているのか?」 という部分です。 ■ 全国展開している大手の“衝撃写真” どこの会社とは言えませんが、 全国展開し、芸能人をイメージキャラに使っているいわゆる “大手”の施工写真を見る機会がありました。 「プロ施工」「安心品質」とアピールしている会社です。 しかし、実際の工事写真には思わず言葉を失う内容がありました。 強化ガスホースの再使用 給水・給湯配管の再使用 本来なら交換する部分をそのまま使いまわし これで“新品交換工事”として販売しているのか… そう思わずにはいられませんでした。 ■ 職人だけの問題ではなく、会社の管理体制にも問題がある 施工を行った職人の意識の低さ も問題ですが、もっと深刻なのは 「これを良しとして送り出している会社側の管理体制」 です。 施工基準や安全に対す
レンジフード現場調査の重要性 ― 吹田市・豊中市であった“手抜き調査”と施工トラブルの実態
■ レンジフード工事は“現場調査”で結果が決まる 吹田市・豊中市で多くのレンジフード調査を行っていると、 「寸法だけ測って終わり」という手抜き調査をよく目にします。 しかし、 レンジフード工事は 現場調査の質で仕上がりが決まる と言っても過言ではありません。 ■ よくある“手抜き調査”の実態 他社の現場調査で特に多いのが、以下のようなケースです。 幕板(上のカバー)を外さない ダクト部分を確認しない 電源位置、形状、その他オプションを見ていない そもそも寸法をしっかり測っていない これでは、 工事当日にトラブルが発生するのは当然 です。 【関連記事】: 大阪・北摂・吹田で給湯器交換-現場訪問なし・写真だけ完了の落とし穴 ■ ダクト接続の問題は現場調査でしか防げない レンジフードのダクトは、 規定に沿って設置されていれば問題ありませんが、 実際の現場では 障害物や梁で接続が難しいケース が多くあります。 本来は、 障害物を避けるルートを考える 施工方法を再検討する など、プロとしての判断が必要です。 しかし、時間を節約するために 無理やり接続
給湯器業界の危うい現実 ― 薄利多売がもたらす施工品質の崩壊
薄利多売会社では一件に多くの時間を使えない 薄利多売型の会社では、 どうしても1件あたりに多くの時間を割くことができません。 そのため、イレギュラーなトラブルが発生した場合、 その場で対応できず後日対応になるケース が増えています。 スピード優先・件数重視の体制では、 対応の質にどうしても限界が生まれます。 なぜこうしたことが起きるのか 原因の多くは、次のような構造的な問題にあります。 現地調査を行わない 過去の工事データを信用しすぎる 営業担当の聞き取り能力が不足している 前回の工事内容を過信している このような姿勢では、 現場の微妙な違いや危険箇所を見落とし 、 結果としてトラブルや誤施工につながることも少なくありません。 👉 関連記事: 【本音】ガス給湯器交換・どの業者を選べばいい? -―-判断の基準は「会社」ではなく-来る人間の質 プロとそうでない職人の違い 真のプロ は、 現場で「おかしい」と感じた点を 正直に問題提起 します。 逆に、 ダメな職人は「何が問題なのか分からない」 か、 「問題を無視して工事を終わらせてしまう」 ことがあ
【なぜ今になって指摘される?】設置違反が見落とされてきた理由
「今まで何も言われなかったのに…」という不信感 給湯器やビルトインコンロの見積もりに伺うと、 設置基準違反や危険な施工 を見つけることがよくあります。 ただ、そういった説明をすると 「今まで大手ガス会社からは何も言われなかった」 「なぜ今回は指摘されるの?」 と、不信感を持たれることがあります。 気持ちは分かります。 お客様からすれば「急に厳しいことを言われた」と感じるからです。 基準の問題ではなく、“見る人”の問題 結論から言うと、 問題点を見つける視点があるかどうかがすべて です。 私は“設置工事のプロ”として、 安全・排気・水漏れリスクまで踏まえた見積もりを行います。 つまり、 施工基準 排気規定 ガス設備知識 メーカー仕様を理解しているからこそ、 見なければいけないポイントが見える 。 基準を知らなければ、そもそも問題を見つけることはできません。 外してみて初めて分かる不備 これは本当に情けない現実ですが―― 問題ある施工をしている業者ほど、 その事実に気付かないまま“プロ”を名乗っている ことがあります。 そしてそういった現場は、機器を
【考察】会社のモラル、職人のモラル ― 給湯器業界の“今”に思うこと
価格競争が激化する給湯器業界 現在、給湯器業界では価格競争がかつてないほど激化しています。 他業界の参入や、私のように 職人が直接販売を行うケース も増え、 売上重視・薄利多売といった仕組みが当たり前になりつつあります。 その結果、 価格破壊 が起き、 「とにかく安く」「早く」「数をこなす」 方向に進んでいるのが現実です。 ガスを扱うという“本質” ここで、はっきり言いたいのは―― この業界は“ガスを扱う” という責任の上に成り立っている ということです。 確かに、給湯器工事は一見シンプルに見えます。 しかし、ガス・排気・給水・電気、 それぞれに厳密な規定があります。 そのすべてを理解したうえで正しく施工するには、 膨大な知識と経験 が必要です。 薄利多売の仕組みがもたらす歪み 人件費、広告費、倉庫維持費、事務経費―― 会社を運営するには多くのコストがかかります。 その結果、1件あたりの利益が減り、 「薄利多売・流れ作業」化 が進んでしまいます。 簡単な工事は問題なく終わるかもしれません。 しかし、 前任者の不正工事や設置不良があった場合 、 そ
【比較】有名会社 VS 地域密着会社 ― 給湯器工事で本当に安心できるのはどっち?
価格競争が激化する給湯器業界 最近、給湯器の販売価格がどんどん下がっています。 どの会社も「格安」「最安値」「即日対応」を掲げ、競争が激化。 さらに、他業種からの新規参入も増え、 お客様の選択肢が増える一方で、 「どこを選べば良いのか分からない」 という声をよく聞きます。 正直なところ、 **今の給湯器業界は“ 価格だけでは判断できない時代 ”**です。 有名会社の現実 ― 広告費と人件費の壁 テレビCMやネット広告で名前をよく見る“有名会社”。 確かに知名度はありますが、 裏を返せば 莫大な広告費と人件費 がかかっています。 それを支えるためには、 とにかく 数をこなさないと経営が成り立たない 。 その結果、 1件あたりの工事時間が短くなる 下請け職人に支払われる工賃が減る 施工写真のチェックや品質管理が疎かになる といった問題が起きやすくなります。 「上手に見せる」写真にも注意 実際、 格安を売りにした業者や、 そこそこ知名度のある会社の施工事例 を見てみると、 配管の取り回しや排気処理の不備、明らかな施工違反が “当たり前のように掲載されて
【本音】ガス給湯器交換・どの業者を選べばいい? ― 判断の基準は「会社」ではなく“来る人間の質”
「どこに頼めばいいのか分からない」 最近、お客様からこんな声をよく聞きます。 「どの業者も“格安”“プロ施工”“安心保証”って書いてあるけど、どこを選べばいいのか分からない」 確かに、インターネットで調べても、 どの会社も似たような宣伝をしています。...
給湯器の無料10年工事保証 ― 「すぐに対応してくれた」は本当に良いこと?
「すぐに対応してくれた」という評価の裏側 給湯器の工事後、 お客様から「ここをすぐに直してくれた」 「対応してくれたから良かった」 という声を耳にすることがあります。 一見すると高評価ですが、私は少し違った見方をしています。 なぜなら、...
「有名だから安心」は本当か? ― 吹田で給湯器業者を選ぶ前に知っておきたい現実
どの会社も「最高」しか言わない 施工品質にこだわる、研修や教育を徹底している、 最安値で提供、口コミや満足度が高い…。 給湯器交換業者を探してみると、 どの会社も広告やホームページでは 「最高の会社」であることしか書かれていません。...
給湯器からお湯が出ない? ― 故障を疑う前に確認すべきこと
お湯が出ない=給湯器故障? お風呂のシャワーで 「お湯が出ない」「点火しない」「あまり熱くない」 多くの お客様はすぐに給湯器の故障を疑います。 しかし実際の現場では、 まず シャワーセットのサーモセンサーの不具合 を疑うべきケースが多いのです。 これを見落とすと、...
レンジフード施工の落とし穴 ― 信頼と評価の裏側に潜む危険
現場調査で見えた施工不良 昨日、レンジフードの現場調査に伺いました。 お客様は「知り合いに取り付けてもらった」 「信頼できる業者だ」と話していました。 しかし実際には、 排気部分は150φが必要なのに100φに縮小され、 途中の経路が細くなっているため...
大阪ガス関連グループで叩き込まれた“ガスの怖さ”と技術不足の落とし穴
大阪ガス関連グループで徹底教育された「ガスの怖さ」 私が大阪ガス関連グループに在籍していた頃、 ガス漏れ防止・排気規定の遵守・事故や施工不良の事例共有 といった安全教育を受けてきました。 ただ機器を取り付けるのではなく、「ガスは間違えば命に関わる」...
【吹田・北摂で注意】リモコンのぐらつき・防水不良が招く給湯器トラブル
リモコンのぐらつき、ありませんか? 給湯器のリモコンは基本的に「台所」「浴室」に設置されますが、 実は施工不良によるトラブルが少なくありません。 実際の現場で見られる問題点 情けないことですが、過去に勤務していた会社の現場で、...
吹田市で注意!お風呂の循環アダプター逆接続トラブルと給湯器故障リスク
一つ穴のお風呂の循環口の仕組み 実は「一つ穴タイプ」と呼ばれるお風呂の循環口には、 吸い込み口と吐き出し口 の2つの役割があります。 現在主流なのは「無極性タイプ」ですが、 過去には「極性あり」の循環アダプターが多く使われていました。 極性ありタイプで起きる逆接続トラブル...
【保存版】給湯器点検で注意!不要な買い替え提案と本当に必要な判断基準
点検でよくある「過剰な指摘」とは? 給湯器やガス機器の点検時に、こんな指摘を受けたことはありませんか? 火の色が悪い → 不完全燃焼するかもしれない 配管が錆びている → すぐに交換が必要 古い機種だから安全性が不安 もちろん本当に劣化や不具合がある場合もあります。...
給湯器交換で意外と知られていないガス漏れ検査の重要性|吹田・大阪・北摂のガスマイスター
給湯器交換とガス漏れ検査、実は完璧に行われていない? こんにちは、ガスマイスターです。 私は以前、大阪ガスサービスショップに在籍していた時から 「ガス漏れ検査は常識」と教えられてきました。 しかし実際の現場では、 交換した部分の接続だけを軽くチェックして終わり...
大阪・北摂・吹田で給湯器交換|現場訪問なし・写真だけ完了の落とし穴
最近「現場訪問なし・写真だけで見積もり完了」 という給湯器交換サービスを見かけることがあります。 一見すると手軽で便利に感じますが、実は大きなリスクが潜んでいます。 今回は、現場調査を省略することによる問題点と、 実際に現場を確認するメリットについて解説します。 ✅...


🏠 給湯器の排気が原因で「白い斑点」や「焦げ跡」?
吹田市を拠点に大阪・北摂で給湯器交換・ガス工事を行う ガスマイスター です。 給湯器を使用していると、窓の格子に 白い斑点 が付着したり、 壁が近い場合には 焦げたような跡 が残ることがあります。 これは給湯器の排気が原因で起こる現象で、 場合によっては 隣人トラブル...


【複数資格者が対応】吹田・大阪・北摂で安心の給湯器交換!マッチングサービス利用時の注意点
吹田・大阪・北摂で給湯器交換を検討中の方へ 最近は「インターネット型マッチングサービス」を通じて 給湯器交換やガス工事を依頼する方も増えています。 しかし、一部のサービスでは登録時の資格確認が簡易的で、 必要な資格を持たない作業者が掲載されているケースも少なくありません。...
【大阪・羽曳野の事例】DIY工事で大惨事!?ガス配管、銅管をセメント埋め立てした危険施工
大阪・羽曳野市で給湯器の取替依頼をいただいた際、 現場で驚くべき施工ミスを発見しました。 お客様が独自判断でDIY工事を行い、 ガス配管と給湯器に接続されているお湯の配管 (むき出し状態の銅管)をセメントで埋め立て ていたのです。...
「大阪・吹田|マンションベランダの給湯器からガス臭い?原因と設置基準の落とし穴」
マンションベランダの給湯器からガス臭がする原因とは? 大阪・吹田エリアで「マンションのベランダに設置している給湯器からガスの臭いがする」というご相談をよくいただきます。 実は、この ガス臭 は、必ずしもガス漏れだけが原因ではありません。 ✅ 料金を確認したい方 → 👉...
【大阪市】レンジフードより幅広のコンロはNG?消防法と引き出し干渉に注意!
本日、大阪市のお客様宅にて ノーリツ製ビルトインコンロの交換工事 を行いました。 今回のポイントは、 古いコンロが750mmサイズだったのに、 レンジフードが600mm幅だった こと。 実はこの状態、 消防法に抵触する可能性がある ため、適切な判断が必要です。 ✅...
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