【本音】ガス給湯器交換・どの業者を選べばいい? ― 判断の基準は「会社」ではなく“来る人間の質”
- shinantec
- 10月12日
- 読了時間: 4分
「どこに頼めばいいのか分からない」
最近、お客様からこんな声をよく聞きます。
「どの業者も“格安”“プロ施工”“安心保証”って書いてあるけど、どこを選べばいいのか分からない」
確かに、インターネットで調べても、
どの会社も似たような宣伝をしています。
安さ・スピード・口コミ・10年保証…。
けれど、それだけでは本当の違いは分かりません。
判断基準の基本 ― 答えは「来る人間の質」
私がいつもお客様にお伝えしているのは、
どれだけ信頼できそうな会社であっても、
**現場に来るのは“人”**だということ。
どんなに大きな会社でも、
どんなに口コミが良くても、
一定数の“できない人材”は必ず存在します。
結局のところ大事なのは、
その「分母」が大きいか小さいか。
つまり、“技術不足の職人”
がどれだけの割合でいるかという点です。
金額だけでは見抜けない
ここで難しいのが、
「高い=良い」「安い=悪い」ではないということです。
高額な業者でも下請けに丸投げして
品質管理ができていないこともあります。
逆に、地域密着で適正価格でも、
確かな技術を持つ業者もあります。
価格だけでは工事品質は見抜けません。
重要なのは、
誰がどんな姿勢で施工に臨むかという“人の部分”です。
“思い込みの安心”が一番怖い
お客様から「良い職人に来てもらってよかった」
と言われることがあります。
その気持ちは本当にありがたいことです。
しかし私は、この言葉を聞くたびに少し複雑な気持ちになります。
なぜなら、その“良い”という評価が、
本当に正しい知識と施工品質に基づいているとは限らないからです。
お客様の「安心」は、体験ベースの安心
お客様にとっての“良い職人”とは、
感じが良かった
対応が早かった
説明が丁寧だった
見た目の仕上がりがきれいだった
といった印象面が中心です。
もちろんそれも大切ですが、
それはあくまで「見える部分の安心」。
給湯器工事で本当に怖いのは、
**お客様の目に見えない“内部の施工品質”**にあります。
職人側の「安心」もまた危うい
一方で、職人の中にも「自分はいい仕事をした」
と思い込んでいる人が少なくありません。
しかし、その“いい仕事”が
法令やメーカーの施工基準を満たしているかどうか は別問題です。
実際の現場ではこんなケースが見られます。
給湯器の排気方向が悪く、排気ガスが外壁や隣家のサッシを劣化させてしまう
取り外した後の壁の穴にコーキング補修をし忘れる
浴室リモコンまわりのコーキングが薄く、防水が切れてしまう
エコジョーズの排水が間違った工事方法で接続されている。
一見すると小さなミスのように思えても、
放置すれば外壁劣化・水漏れ・排気不良など、
お客様の生活に直接被害を与える重大な施工不良につながります。
つまり「見た目はきれい」「クレームがない」というだけで
“安心”と判断してしまうことこそ、最も危険なのです。
“WIN-WIN”に見えて、どちらもリスクを抱える
お客様は「良い工事だった」と信じて満足し、
職人は「問題なく終わった」と安心する。
その瞬間だけ見れば“WIN-WIN”に見えます。
しかし、数年後に外壁の劣化や排気漏れが発覚して
初めて施工ミスに気づくこともあります。
お互いが「安心している」間に、
実はトラブルの芽が静かに育っている――
それが“思い込みの安心”の本当の怖さです。
本当の安心とは何か
私は「安心」という言葉を軽く使いたくありません。
本当の安心とは、
見えない部分まで基準通りに施工されていること
後から不具合が起きないこと
何年経っても安全に使い続けられること
この3つを確実に守ることだと考えています。
そのために職人は、「感覚」ではなく
「知識」「技術」「経験」に基づいて判断しなければなりません。
そしてお客様も、“価格”や“対応の良さ”だけで判断せず、
施工の中身に意識を向けることが大切です。
吹田市を拠点に、大阪・北摂エリアで
給湯器交換・ガス工事を行う ガスマイスター。
資格を持つ職人が責任施工で、安心・安全の工事をお約束します。
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